狼に恋した個人秘書 新書
(Japanese edition of Untamed Billionaire’s Innocent Bride)
Book 2 of the Combe Family Scandals
森で彼女が出会ったのは、
世にもセクシーな“狼”だった。
秘書のローレンはハンガリーの深い森へと赴いた。
上司の異父兄ドミニクを帰郷させるためだ。
森を抜け、小屋を訪ねると、現れたのは荒々しい風貌の男性。
母の訃報を伝えた赤いコート姿の彼女を赤ずきんとからかい、
ドミニクはあろうことかいきなりキスをした! しかし――。
「帰れ。ぼくを捨てた母にも、見知らぬ家族にも興味はない」
動揺しつつも説得を続ける彼女に、彼が出した帰国の条件は、
“ぼくが望んだらいつでもキスをすること”。
なんて不埒な人! なのに……彼と触れた唇が妙に熱い……。